アルバム - Mozart: The String Quintets
Klenke Quartet, Harald Schoneweg, 2018.
1990年頃を境に、弦楽四重奏の演奏スキルが格段に上がったように思われる。昔の団体の演奏を聞いてるとなんか音がモコモコして縦の和音も濁っていたのが、最近は本当にどの団体を聞いても澄み切った和音が鳴る。ピッチの合わせかたの精度、旋律の合わせかたの精度が格段に上がっているということである。録音も、だいたいどの盤も残響少なめのクリアな録音で、ほとんど全部アタリである。というわけで、弦楽四重奏に関しては、最近の演奏しか聴く気がしない。
クレンケ四重奏団は1990年頃にデビューしたドイツの四重奏団で、全員女性、しかもデビューからメンバー交代が一度もないという珍しい団体。モーツァルトの録音が多く、これがどれも良い。どことなく優雅で、音にゆとりがある。昔のアマデウス四重奏団あたりに通じる表情を感じる。今のところ、モーツァルトの弦楽五重奏曲のリファレンス演奏はこの全集になっている。
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